小牧市の和を感じさせながらスタイリッシュなファサードデザイン。
工務店さんで建築された、白い外壁が特徴の建物。デザインは建物に合うように全てお任せしますとお客様。
和モダン=縦格子というだけでなく、様々な太さ、間隔の直線を構成することで、デザイナーの力量を発揮した作品です。壁だけでは表現できない、抜け感や透けることで得られる立体感、植栽とのバランスを楽しめる新しい世界観のファサードになりました。
お客様にも大変喜んでいただき、嬉しい限りです。お子様の友達が、建物だけの時は何も言わなかったけど、外構が出来てから「すごい豪邸が出来たね!」と言われたそうです。夢の家づくりの仕上げの役割を果たせて良かったです。O様、この度は自由にデザインさせていただき、誠にありがとうございました。楽しい仕事になりました。
【コンテスト審査員のコメント】
ファサードと建物が近い場合、建築意匠をしっかり取り⼊れる必要があるが、色彩や素材感などしっかりと建築を理解し施されていることから、まるで当初から建築計画に含まれたかのような連続した設計であり、デザイナーの実⼒をうかがい見ることが出来る。
玄関前の限られた空間をアルミフレームで美しい線形を演出し、照明による光の抜け感や温かさを織り交ぜた空間にセンスの良さが際立った。階段の蹴上げ、緑化エリアとのつながりや美しい樹形など細部のこだわりや提案もしっかりと⾏われており、既製品と緑量のバランスの良さは評価に値する。
住宅の縦格子デザインを踏襲しながら、新たなデザインディテールを追加し、よりスタイリッシュなファサードを実現。